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本物であることの代償 ―あなたは本物かどうか―

「スピリチュアルカウンセラーになりたいんです」 「チャネリングを学びたいんですが、今じゃないかもしれません」 「もう少し準備ができたら、始めようと思っています」

こういう相談を、私は14年間、数え切れないほど受けてきました。

正直に言います。

「やろうかな」「まだ早いかな」「今じゃないかも」――そんなふうに、自分で決めようとしているうちは、「ただの人」です。

 

スピリチュアルの世界における本物とは、選ばれし者です。
勘違いしないでください、自分で「選ぶ」ものではありません。

 

選ばれるとはどういうことか

私がこの仕事を始めたのは、自分の意思ではありませんでした。

「やりたい」と思ったからではなく、「やらなければ、生きていけない」と悟ったからです。

本物は、スピリチュアルを選ばなければ人生が上手くいかないとハッキリ自覚しています。そして、この天界の仕事をしなければ、何らかの意味で肉体を失いかねない――そこまでの覚悟を、否応なく持たされています。

例えば、こんな経験があります。

ある時期、私は「普通の生活」に戻ろうとしたことがありました。でも、その瞬間から体調を崩し、命の危険に遭遇し、あらゆることが上手くいかなくなりました。まるで、「それは違う」と天界から叱られているかのように。

逆に、この道に戻った瞬間、全てがスムーズに動き出したのです。

 

これは、偶然ではありません。天界が、私を本物として動かしているサインでした。

 

本物でなければできないのか?

「じゃあ、本物でなければスピリチュアルはできないの?」

そういうことではありません。

趣味として楽しむ分には、誰でもできます。オラクルカードを引いて自分を癒したり、パワーストーンを身につけたり、瞑想を楽しんだり――それはそれで素晴らしいことです。

ただ、チャネリング能力を使って仕事をするには、本物でなくてはなりません。

では何故、本物でなければならないのか。

それは、天から依頼されている人間だけが、天界の意思を直接受け取り、小手先ではない魂の救済を執行できるからです。

 

一時的に叶ったという魔法ではありません。

 

現実を整える、大きな役割を担うこと。

それが本物の仕事です。

だからこそ私は、門下生に問い続けます。

「あなたは今、高次元と本当に繋がっていますか?」

高次元との繋がりは、諸刃の剣です。

自分の気持ち次第で、闇と繋がる可能性がある。

どんなに能力があっても過信が罠になります。意図しないチャンネルと繋がってセッションしてしまうことも。

だから、常に慎重であり、確認が必要なんです。

スピリチュアルカウンセラーは、アスリートと同じです。

肉体を酷使し、常にエネルギーのメンテナンスが必要です。そういった覚悟もありますか?ということです。

 

やりたい時だけやる~それはありえない
安価で短時間で習って、趣味のように、やりたいときだけやる。それは使命でもなんでもありません。
自分が中心になっている時点で、それは使命ではないのです。

私が見てきた「偽物」の典型例は、こうです:

「今月は忙しいからセッションはお休み」 「気分が乗らないから、今日はやめておこう」 「もっと稼げる方法があるから、そっちに移ろうかな」「慣れてる仕事は手放せないし、スピはできるようになってからでいいや」

自分の都合で、天界との約束を簡単に破っていることに気づかない。それが本物と言えますか?

 

本物なら、そんなことはできません。なぜなら、天界が動かしているからです。自分の都合など、関係ないのです。

「視える」「感じる」から本物?

「私、子どもの頃から霊が視えるんです」 「オーラの色が分かります」 「未来が感じ取れることがあります」

それ、本物ですか? 違います。

もともと備わっている原始的な能力で、たまに閃いたり、何かを感じたりするだけでは、本物とは言えません。

大切なのは、その力は人のために使える能力ですか? ということ。

私が実際に目にしてきた例を挙げましょう。

あるクライアントさんが、以前別の当たるというカウンセラーに相談したそうです。
そのカウンセラーは「視える」ことを売りにしていました。

 

でも、セッションで言われたのは: 「あなたには悪い霊がついています。除霊に30万円かかります」 「前世のカルマが重いです。浄化のために毎月通ってください」
ここで一番注意する点は高額の部分ではなく、「何故そうなったか」というしっかりとした裏付けがあるかどうかです。

 

これは、人のために使っていますか?

依存させ、不安を煽り、お金を搾取する。能力があっても、使い方を間違えれば、それは凶器になります。

確かに、霊的な能力を駆使して天界と繋がっていくわけですが、本物には一般的なスピリチュアル能力以前に必要なものがあります。

それは何か。

誠実さ、倫理観、そして何より、自分のエゴを手放す覚悟です。

でも、1番大切なのが、何があっても天界を信じる力と信念が持てるかどうか、人になんと言われても揺るぎない心があるか――天界から全て試されます。

私はそれを、十分に知らしめられました。

周りから「そんなの現実的じゃない」と言われても、 「もっと稼げる方法があるのに」と批判されても、 「あなたは間違っている」と攻撃されても、

天界を信じ続けられるか。その信念が揺るがないか。

それが、本物と偽物を分ける、最も大きな境界線なのです。

 

天界は、私の傲慢さを何度も砕き、謙虚さを教え込みました。時には痛みを伴いながら。そして、その度に「それでも信じるか?」と問われ続けました。

世の中が選ぶのではなく、天界が選ぶ

私は、世の中の人間から「凄い」と言われたくてこの仕事をしているわけではありません。

SNSでバズりたいわけでも、有名になりたいわけでもありません。

天界が本物として動かしてくるなら、それに従う人生しかない。私はそう感じています。

だから、来るべき人が来て、去るべき人は去る。それだけのことです。

 

本物は、人を集めようとしません。天界が必要な人を連れてくるからです。

人間関係のトラブルに構っている暇はない

スピリチュアルの学びの中でも、人間関係で色々あるようです。

「あの先生に嫌われた」 「同期の生徒と比べられて辛い」 「あの人が私の悪口を言っている」

でも、本物が意識を向けるべきは、そんなことではありません。

そんな暇は、ないのです。

天界からの依頼を受けた者として、やるべきことは明確です。個人的な感情や人間関係に囚われている余裕など、ありません。

さらに厳しい現実があります。

 

人間関係に関して、自分が好きな人とか、この人は信じたいと思っていても、この天界の任務にそぐわなければ、関係性は断ち切られます。

 

人間として必要な愛の部分でさえ、天界の許可が必要なのです。

私も昔は、人間関係に悩んだことがありました。大切に思っていた人との別れ、信じていた人との関係が突然終わること――それがどれほど辛いか、痛いほど分かります。

でも、ある時気づいたのです。

「私は誰のために、この仕事をしているのか?」

答えは明確でした。天界のため、そしてクライアントのためです。

自分のプライドや人間関係のしがらみのためではありません。

その瞬間から、余計なものが全て剥がれ落ちていきました。天界が「この人は任務に必要」と判断すれば、不思議と関係は続きます。逆に、どれだけ私が望んでも、天界が「違う」と判断すれば、その関係は自然と離れていくのです。

 

これは、冷たいことではありません。天界は、私たちに本当に必要なものを知っているからです。

あなたが本物かどうか

あなたが本物かどうか。

それは、あなた自身が決めることではなく、天界が決めること。
そして、その答えは、あなたの人生そのものが示してくれるはずです。

もしあなたが、この道を「選ぼうか」と迷っているなら、それはまだ選ばれていないのかもしれません。

でも、もしあなたが、「この道を行くしかない」と骨の髄まで感じているなら――

それは、天界からのサインです。

本物は、自分で名乗るものではありません。

 

本物は、天界が証明するものなのです。